機能性表示食品の届出33件、撤回1件を公表~消費者庁
消費者庁は6日、機能性表示食品の届出情報33件(G265~297)と撤回1件を公表した。これで届出件数は今年に入って700件を超え(705件)、累計4,315件(撤回含む、同名a・bなどの製品含む)となった。一方、撤回は440件に達した。
公表された機能性表示食品は、サプリメント形状の食品が22件、その他の加工食品が11件だった。
ビルベリー由来アントシアニンとルテインを機能性関与成分としたさくらフォレスト㈱(福岡市中央区)の『めなり極』は、㈱オムニカ(静岡県裾野市)のJIHFS-GMP工場で製造。「ビルベリー由来アントシアニンはスマートフォンやパソコンなどの使用による目のピント調節力の低下を軽減し、目の疲労感を緩和する機能が報告されています。ルテインはブルーライトなどの光の刺激から目を守ることが期待される網膜の黄斑色素を増やす機能や、コントラスト感度(ぼやけやかすみを改善し、くっきりと見る力)を改善する機能が報告されています」などと表示する。
㈱エーエフシーは、㈱龍泉堂が供給するアフリカマンゴノキ由来エラグ酸を機能性関与成分とする『肥満気味の方の脂肪減少をサポートするエラグ酸』が公表。「エラグ酸は肥満気味の方の体重、ウエスト周囲径、体脂肪、血中中性脂肪、内臓脂肪の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています」などと表示する。
エラグ酸を機能性関与成分とする製品はこれで28社35商品となった。
また撤回したのは、デリア食品㈱(東京都調布市)の『カラダを想うメニュー ポテトサラダ』(届出番号:F734)。撤回理由は「販売予定がなくなったため」としている。