消費者庁は6日、機能性表示食品の届出21件を公表した。総届件件数は合計2,854件。現時点で2019年度の届出件数は785件に上り、18年度実績を100件近く上回るペースで推移している。

　ゴールドパック（株）はトマトジュース『北海道トマト』『トマトジュース（食塩無添加）』、トマトミックスジュース『北海道野菜』『野菜ジュース』の4件が公表された。4件とも機能性関与成分はGABAで、血圧が高めの人を対象とする。（株）ドールの生鮮バナナ『有機栽培バナナ』もGABAを含み、同様の訴求を行う。

　（株）ダイアナのサプリメント『陽紅寿ai-Functon　a』はアスタキサンチンを配合し、販売対象はパソコンやスマートフォンなどを日常的に使用する人。（株）元気生活のサプリメント『アスタキサンチン×頭脳』もアスタキサンチンを配合し、記憶力に衰えを感じている中高年を対象とする。

　（株）すこやか工房のサプリメント『風神DX』と（株）アール・ラウンドのサプリメント『尿酸レスキュー』は、どちらもアンセリンを配合し、血清尿酸値が高めの人に向けて販売する。

　プリセプト（株）のグルコサミン塩酸塩を配合したサプリメント『はつらつグルコサミン』は、膝関節の動きに悩みを持つ人がターゲット層。また、キューサイ（株）の米由来グルコシルセラミドを配合したサプリメント『飲むうるおいセラミド』は、肌が乾燥しがちな人を対象としている。

（つづく）

／（後）