機能性表示食品の届出20件を公表(前)
消費者庁は30日、機能性表示食品の届出20件を公表した。公表件数は合計2,244件となった。
(有)メイゲンは、YN-1(イソエポキシプテリキシン)とイソプテリキシンを配合したサプリメント『日本山人参YN-1』が公表された。YN-1(イソエポキシプテリキシン)とイソプテリキシンを機能性関与成分とする届出の公表は初めて。安全性は喫食実績によって確認し、機能性については最終製品を用いたヒト試験によって評価した。食後の血糖値が気になる人、または血圧が高めの人を対象としている。
新岩手農業協同組合は生鮮食品『寒じめほうれんそう』が公表された。ルテインを機能性関与成分とし、「光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を増加させることが報告されている」と表示する。1日当たり200gを目安に摂取する。プリセプト(株)のサプリメント『はっきりルテイン』もルテインを配合。表示内容は「加齢により減少する網膜の黄斑色素量を維持し、コントラスト感度を改善することが報告されている」。
ロッテ(株)のチョコレート『ロッテ 乳酸菌 ショコラ 3種アソートパック』は乳酸菌ブレビスT001株を含み、腸内環境を改善することが報告されている旨を表示する。赤穂化成(株)のゼリー飲料『運動サポートゼリー ライチの恵み』はライチとチャ由来のフラバノール単量体・2量体を含み、運動による身体的な疲労を自覚している人を対象としている。
キリンホールディングス(株)は、KW乳酸菌を配合のサプリメント『イミューズ アイ KW乳酸菌』が公表された。販売対象は目の疲れを感じている人。また、森永乳業(株)のビフィズス菌BB536配合のヨーグルト『森永ビヒダスヨーグルト 便通改善』は、便秘気味の人に向けて訴求する。
(つづく)
/(後)