機能性表示食品の届出16件を公表
消費者庁は23日、機能性表示食品の届出16件を公表した。公表済みの届出は合計2,065件に上る。
アピ(株)はゲンクワニン5-O-β-プリメベロシド、マンギフェリンを配合したサプリメント『快腸週間』と『――EX』の2件が公表された。マンギフェリンを機能性関与成分とする届出の公表は初めて。どちらも便秘気味の人を対象としている。
(株)北の達人コーポレーションはラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリンを機能性関与成分とするオリゴ糖含有食品『カイテキオリゴ』の1件。最終製品を用いた臨床試験で機能性を評価し、便秘傾向の人に向けて訴求する。(株)ロッテは、チューインガム『マイニチケアガム<血圧が高めの方のミントガム>』が公表された。モノグルコシルヘスペリジンを含み、血圧が高めの人に向けて販売する。
(株)はぴねすくらぶのサプリメント『グルコサミン エラスチン プラス』は、グルコサミン塩酸塩とカツオ由来エラスチンペプチドを配合し、販売対象は膝関節の動きに悩みを持つ中高年。(株)マキュレのサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを配合したサプリメント『AO+PG TABLET』も、膝関節の不快感が気になる人を対象とする。
協同乳業(株)のサプリメント『LKM512スティック』はビフィズス菌LKM512を配合し、対象は便秘傾向の人。常盤薬品工業(株)のサプリメント『トキワ メタテクト』はDHA・EPAとサラシア由来サラシノールを配合し、中性脂肪を低下させる機能、食後血糖値の上昇を緩やかにする機能が報告されている旨を表示する。
シャルーヌ化粧品(株)はサプリメント3件が公表された。パイナップル由来グルコシルセラミド配合の『PURARICO セラミドPn』は、肌の潤いを逃しにくくする機能が報告されていると表示する。L-テアニン配合の『――L-テアニン』は、起床時の疲労感や眠気が気になる人が対象。GABA配合の『――GABA』は、血圧が高めの人を対象としている。
富士フイルム(株)のサプリメント『メタバリアプレミアムEX』はサラシノール、難消化性デキストリン、エピガロカテキンガレート、モノグルコシルルチン、フロロタンニンが機能性関与成分。BMIが高めの人に向けて販売する。(株)インシップのサプリメント『インシップ ブルーベリー粒』はビルベリー由来アントシアンを配合、ピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和することが報告されている旨を表示する。
三生医薬(株)の大豆イソフラボンを配合したサプリメント『大豆イソフラボンプラス』は、丈夫な骨を維持したい中高年女性に向けた製品。アサヒグループ食品(株)のアンセリンを機能性関与成分とするサプリメント『ディアナチュラゴールド アンセリン』は、血清尿酸値が高めの人を対象とする。
また、(株)サラダコスモは、生鮮食品の『GABA子大豆もやし』が公表された。GABAを含み、対象は血圧が高めの人。「1日当たりの機能性関与成分(GABA)の量の50%を摂取できる」と表示する。