機能性表示食品の届出16件を公表
消費者庁は9日、機能性表示食品の届出16件を公表した。公表済み届出件数は合計2,016件となった。
味の素(株)は、フラクトオリゴ糖を機能性関与成分とした甘味料『パルスイートおなかすこやかオリゴ』の1件が公表された。お通じが気になる人を対象としている。
(株)ダイショーは、難消化性デキストリンを配合したスープベース5件が公表された。このうち『鶏肉の豆乳スープの素』、『ウインナーのポトフスープの素』、『牛肉のテール風スープの素』の3件は、食後の血中中性脂肪や血糖値が気になる人が対象。『きのこスープの素中華しょうゆ味』と『玉ねぎスープの素オニオンコンソメ味』の2件は、お腹の調子を整えたい人に向けて提案する。
(株)東洋新薬はサプリメント『タブレット』、『葛花粒』、『葛の花粒』、『葛タブレット』の4件。4件とも葛の花由来イソフラボンを機能性関与成分とし、対象は肥満気味の人。(株)つうはん本舗のサプリメント『HMBシニア』と(株)日本薬師堂のサプリメント『アクティブエール』の2件はHMBカルシウムを配合し、自立した日常生活を送る上で必要な筋力が気になる中高年に向けて販売する。
ヤクルトヘルスフーズ(株)のサプリメント『DHA&EPA DX』はDHA・EPAを配合し、中高年の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力の維持が報告されている旨を訴求する。(株)リードのサプリメント『グルコサミン』はグルコサミン塩酸塩を配合し、膝関節の動きに悩みのある人を対象としている。
日本製粉(株)のサプリメント『いちょう葉&ルテイン』は、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体と同テルペンラクトン、ルテイン、ゼアキサンチンが機能性関与成分。中高年の認知機能の一部である記憶力の維持が報告されている旨と、目をブルーライトなどの光の刺激から保護し、コントラスト感度の低下を改善することが報告されている旨を表示する。また、日本生活協同組合連合会のGABAを含む炭酸飲料『リフレッシュ カロリーゼロ GABA』は、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスが気になる人を対象としている。