機能性表示食品の届出14件を公表
消費者庁は2日、生鮮食品4件を含む機能性表示食品の届出14件を公表した。総届出件数は3,261件となった。
伊藤農産は生鮮食品『有田みかん』、井上信太朗氏は『喜兵衛農園温州みかん』が公表された。どちらもβ-クリプトキサンチンを含み、骨の健康維持に役立つことが報告されていると表示する。(株)スミフルジャパンの生鮮食品『甘熟王バナナ コンビネーションパック』はGABAを含み、高めの血圧を低下させる機能が報告されているという。カゴメ(株)の生鮮食品『高GABAトマト』もGABAを含み、同様の訴求を行う。
帝人(株)のイヌリンを含む加工食品『発酵するナチュラルイヌリン』は、お腹の調子を整えることが報告されていると表示。富山めぐみ製薬(株)の加工食品『カラダにめぐみW』もイヌリンを機能性関与成分とし、お腹の調子を整えたい人、食後血糖値が気になる人に適した食品としている。
アサヒグループ食品(株)はサプリメント2件が公表された。ガセリ菌CP2305株配合の『ディアナチュラゴールド 乳酸菌CP2305』は、睡眠の質を高めること、腸内環境の改善に役立つ機能が報告されていると表示。ラクトノナデカペプチド配合の『――乳ペプチドLNDP』は、物事を忘れやすいと感じている中高年、情報処理作業の効率の低下を感じている人、同年代に比べて記憶力が低下している人をターゲット層に据える。また、(株)ディーエイチシーのサプリメント『ウエスト気になるb』はエラグ酸を配合し、肥満気味の人を対象としている。
(株)ブルックスのコーヒーミックス『CAFE SUPPLI GABA』は、機能性関与成分としてGABAを含有。睡眠の質の向上に役立つ機能、すっきりとした目覚めをサポートする機能、一時的な疲労感を緩和することが報告されている旨を訴求する。農事組合法人飯嶋農園の甘酒『発芽玄米甘酒』もGABAを含有し、販売対象は血圧が高めの人。森永製菓(株)の清涼飲料水『パセノールドリンク エラスト』はピセアタンノールを含み、肌の乾燥が気になる人に向けて販売する。
(株)ケレス沖縄の『大宜味村産青切りシークヮーサージュース』はクエン酸を含み、販売対象は疲労感を感じている人。(株)日本薬健のブレンド茶『葛花茶プラス』は葛の花由来イソフラボンを含み、肥満気味な人を対象としている。