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機能性表示食品の届出12件を公表

<新規の機能性関与成分が3件>

 消費者庁は10日、機能性表示食品の届出12件を公表した。公表届出件数は合計1,928件となった。

 キリン(株)は、KW乳酸菌を配合したサプリメント『イミューズ アイ KW乳酸菌』が公表された。KW乳酸菌を機能性関与成分とする届出の公表は初めて。目の疲れを感じている人を対象としている。機能性関与成分の研究レビューによって機能性を評価した。

 (株)ビーアンドエス・コーポレーションは、ホタテ由来プラズマローゲンを配合したサプリメント『プラズマローゲンS粉末カプセル』が公表された。ホタテ由来プラズマローゲンを機能性関与成分とする届出も初のケース。機能性については、機能性関与成分の研究レビューで評価した。場所を理解する記憶力の低下が気になる高齢者を対象とする。

 (株)渡辺オイスター研究所は、牡蠣肉抽出上清由来3,5-dihydroxy-4-methoxybenzyl alcoholを配合の加工食品『ワタナベオイスターDHMBAゼリー』の1件。同成分による届出の公表も初めて。最終製品を用いたヒト試験によって機能性を評価し、日常生活で疲労を感じている中高年に向けて販売する。

 小林香料(株)は、HMBカルシウム配合のサプリメント『HMBトリプル抹茶味』が公表された。自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力の維持・低下抑制に役立つ機能、運動との併用によって腹部の脂肪の減少に役立つ機能が報告されている旨を表示する。

 (株)桜のサプリメント『プロテオグリカンEX』はサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを配合し、対象は膝関節の不快感が気になる人。(株)SBSのサプリメント『サフランの和み』は、サフラン由来クロシンと同サフラナールが機能性関与成分。一時的な不安感、気分の落ち込み、困惑感を軽減させ、一時的な活気・活力の低下を軽減させる機能があるとしている。日清フーズ(株)のイヌリンを含む『1日分の食物繊維 ホットケーキミックス』は、食後の血糖値が気になる人を対象とする。

 アサヒグループ食品(株)は、チョコレート『おいしく解けるショコラ』『――キューブ』の2件。ラクトノナデカペプチドを含み、物事を忘れやすいと感じている中高年などに向けて提案する。アサヒ飲料(株)の清涼飲料水『めぐる温活 十六茶』は、モノグルコシルヘスペリジンを含み、手先の体温を温かく維持する機能が報告されている旨を訴求。また、アサヒビール(株)の炭酸飲料『アサヒスタイルバランスヨーグルトサワーテイスト』は難消化性デキストリンを含み、お腹の調子を整えたい人を対象としている。

 生鮮食品の届出1件も公表された。ハイナン農業協同組合の『ハイナンみかん』は、β-クリプトキサンチンを機能性関与成分とし、骨の健康維持に役立つことが報告されている旨を表示する。

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