消費者庁は2日、機能性表示食品の届出11件を公表した。届出件数は合計2,420件となった。

　山代フーズ協同組合は、こんにゃくリゾット『粒こんにゃくのヘルシーリゾット　トマト』、『――チーズ』の2件が公表された。難消化性デキストリンを配合し、中性脂肪や血糖値が気になる人を販売対象とする。（有）ベーカリーミキは豆菓子『黒豆イソフラボンあん』の1件。大豆イソフラボンを機能性関与成分とし、骨の健康が気になる中高年女性を対象としている。

　森永乳業（株）の発酵乳『森永ビヒダスヨーグルト　便通改善　ドリンクタイプ』はビフィズス菌BB536を使用し、便秘気味の人がターゲット層。（株）健康いきいき倶楽部のサプリメント『乳酸菌革命プレミアム』もビフィズス菌BB536を含み、お腹の調子を整えたい人に向けて提案する。

　サントリーウエルネス（株）のサプリメント『Rの美力』はローズヒップ由来ティリロサイドを配合し、販売対象は体の脂肪が多めの人。白鳥薬品（株）のサプリメント『え～と』は大豆由来ホスファチジルセリンを配合し、記憶力が低下した中高齢者を対象とする。

　三洋薬品HBC（株）のEPA・DHAを配合したサプリメント『クリルキング』は、中性脂肪値を低下させる機能が報告されていると表示。小林製薬（株）のHMBカルシウムを配合したサプリメント『健脚ヘルプ』は、自立した日常生活を送る上で必要な筋肉量や筋力が気になる中高年がターゲット層となる。

　BIO ACTIVES JAPAN（株）のサプリメント『BIO ACTIVES JAPAN LUTEIN　バイオ　アクティブス　ジャパン　ルテイン』は、ルテインが機能性関与成分。「目の黄斑部の色素量を増加させ、目のコントラスト感度を改善することが報告されている」と表示する。また、丸善製薬（株）のサプリメント『ヒハツ』はヒハツ由来ピペリン類を配合し、冷えによる末梢の皮膚表面温度の低下を軽減する機能が報告されている旨を訴求する。