機能性表示食品の届出10件を新たに公表
消費者庁は25日、機能性表示食品の届出10件を新たに公表した。届出件数は合計2,389件となった。
(株)明治はゼリー飲料『ヴァームスマートフィットゼリー』、粉末清涼飲料『――ウォーターパウダー』、サプリメント『――顆粒』の3件が公表された。機能性関与成分はアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物。3件ともBMIが高めの人を対象としている。
味の素(株)のサプリメント『アミノエールb』はロイシン40%配合必須アミノ酸を配合し、販売ターゲット層は加齢による筋肉や歩行機能の衰えが気になる中高年。小林製薬(株)のサプリメント『イチョウ葉a』はイチョウ葉フラボノイド配糖体と同テルペンラクトンを配合し、記憶力の低下が気になる人に向けて提案する。
日本新薬(株)はサプリメント2件の届出が公表された。『記憶の小箱s』はバコパサポニンを配合し、認知機能の一部である記憶力を維持する機能が報告されていると表示。『MANGOSTIAt』はロダンテノンBを配合し、肌の潤いを保持する機能が報告されている旨を訴求する。
(株)東洋新薬の食物繊維加工食品『ポリデキファイバーTR』はポリデキストロースを含み、脂肪や糖の多い食事を取りがちな人、食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる人、お腹の調子が気になる人が対象。サントリー食品インターナショナル(株)の清涼飲料水『ニチレイ 超アセロラ』はクエン酸を含み、日常生活の疲労感を軽減することが報告されていると表示する。
また、ダイドードリンコ(株)のコーヒー『スマートブラック 世界一のバリスタ監修500』は難消化性デキストリンを含み、食後の血糖値、血中中性脂肪が気になる人に向けて販売する。