機能性表示食品の届出、18年度は前年を上回る515件
2018年度に消費者庁が公表した機能性表示食品の届出は515件に上った。前年度から63件増加した。大幅に減少した特定保健用食品(トクホ)の許可・承認件数と、対照的な動きとなった。
各年度の公表届出件数は、制度がスタートした15年度が310件、16年度が620件、17年度が452件で推移。18年度の515件を含む4年間の合計では1,894件を数える。
届出者を見ると、15年度は大手企業が目立っていたが、その後は中小企業が躍進。また、地方からの届出も増えている。届出者は都市部の大手企業から、各地方の中小企業へと広がりつつある。