機能性表示食品「膣内環境」サプリなど25件公表~消費者庁
消費者庁は19日、機能性表示食品の届出情報25件を公表した(届出番号F783~807)。これで届出件数は累計3,758件となり、今年だけで148件となった。
食品区分では、サプリメント形状のものが14件、加工食品が8件、生鮮食品が3件だった。
㈱雄飛堂(東京都北区)の『ココラクト』(F783)は、新たな機能性関与成分「乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)」を配合しており、「本品には乳酸菌GR-1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC-14(Lactobacillus reuteri)が含まれます。乳酸菌GR-1および乳酸菌RC-14には、膣内環境を良好にし、膣内の調子を整える機能が報告されています」と表示する。我が国で膣内環境をサポートする機能性表示食品は初めて。
味の素㈱(東京都中央区)の『脳活セブンアミノ』の機能性関与成分はロイシンを含む「7種必須アミノ酸」。「本品は7種必須アミノ酸〔ロイシン、フェニルアラニン、リジン(塩酸塩として)、イソロイシン、ヒスチジン(塩酸塩として)、バリン、トリプトファン〕が含まれるので、記憶力の衰えを感じている健康な中高年の方の、加齢によって衰える認知機能の一部である注意力(複数の物事に注意を払える力、重要な物事に素早く注意を向ける力)と認知的柔軟性(外部からの情報等の刺激に対して考え方を柔軟に変える力)を維持し、前向きな気持ち(明るく楽しい気分、意欲的・活動的な状態など)をサポートする機能があります」と表示する。
同社はこれまでも必須アミノ酸を配合した商品で筋肉サポート商品を発売しているが、脳活サポートは初めて。
生鮮食品では、「スルフォラファングルコシノレート」を機能性関与成分とする3製品が公開された。