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森永乳業、3月期決算発表 健康ニーズの高まりでヨーグルトが増収 

 森永乳業㈱(東京都港区、大貫陽一社長)はこのほど、2023年3月期(2022年4月1日~23年3月31日)決算短信を発表した(連結)。売上は、前年比4.4%増の5,256億300万円、営業利益は同19.6%減の239億3,900万円だった。

 同社グループは、生活必需品である食品を製造する企業としての使命を果たせるよう、従業員の安全と健康に引き続き最大限の配慮をし、できる限り商品の供給を継続するべく取り組んだ。また、当期から開始した新たな「中期経営計画2022-24」の下、同社グループならではの「健康価値」と「おいしさ・楽しさ価値」の提供に努め、特に、国内外での健康ニーズの高まりを背景に、ヨーグルトや機能性素材をはじめ、さまざまな健康課題に配慮した「健康5領域」商品の拡大に取り組んだ。

 栄養・機能性食品事業は、原材料・エネルギー価格の上昇の影響を大きく受け、価格改定の取り組みを進めた。また、健康ニーズの高まりを背景に、引き続き機能性ヨーグルト拡大の取り組みを進め、『ビヒダスヨーグルト便通改善』などが堅調に推移しヨーグルトは増収となった。
 流動食などを扱うクリニコ社の増収もあり、事業全体としても増収。利益面では、原材料・エネルギー価格の上昇の影響を受け、ヨーグルト、育児用ミルク、宅配専用商品などの価格改定やプロダクトミックスの改善、コスト削減に努めたが、事業全体では減益となった。これらの結果、栄養・機能性食品事業の売上は、同0.8%増の1,236億8,200万円、営業利益は同35億2,300万円減の55億7,800万円だった。

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