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東邦大の研究グループ、睡眠障害が肝臓の脂肪蓄積を増加

東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野の熊代尚記准教授らのグループは3日、マウスを用いた研究により、睡眠障害が肝脂肪蓄積を増加させることを確認したと発表した。

 研究グループはマウスを2つのグループに分け、一方のグループでは、6時間にわたって寝そうになるとやさしく揺すって起こし続け、もう一方のグループでは自由に睡眠を取らせた。食事と運動の環境は同様に設定した。

 6時間にわたる睡眠障害直後のマウス群の血糖値や肝臓の脂肪量を測定したところ、自由に睡眠を取らせたマウス群よりも血糖値が有意に上昇。また、肝臓の脂肪量やグルコース生産量も有意に増加したと報告している。

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