東芝、生活習慣改善ソリューションを提案するAIを開発
(株)東芝(東京都港区)は15日、生活習慣を改善するためのソリューションを提案するAIを開発したと発表した。今後はヘルスケア関連企業をはじめとするパートナー企業と共同で、食事や運動の改善メニューといった具体的なソリューションを開発し、来年4月のサービス開始を目指し、実証試験を行う計画だ。
既に開発済みの「生活習慣病発症リスク予測AI」と組み合わせることにより、健康診断結果から将来のリスクを予測し、リスクを下げるための生活習慣改善ソリューションの提案が可能になるとしている。
直近の1回分の健康診断結果を入力すると、「生活習慣病発症リスク予測AI」によって5年先までの発症リスクを数値で提示。その結果を基に、体重減少目標または疾患リスク低減目標を入力すると、今回開発したAIがシミュレーションを行い、目標を達成するための生活習慣改善ソリューションを提案するという。