東京都、(株)オンリーワンの健康食品から医薬品成分を検出
東京都は16日、(株)オンリーワン(東京都中央区)が販売する健康食品『BARIKATA』から、医薬品成分のノルカルボデナフィルが検出されたと発表した。3月27日にも、千葉県が同社の販売製品から同成分が検出されたと発表している。
医薬品成分が検出されたのは、植物混合末加工食品『BARIKATA』(0.75g、375mg×2カプセル、消費期限2021年3月3日)。製造者は(株)玄聖(東京都西多摩郡)。1カプセル中から、ノルカルボデナフィル6.9mgが検出された。
ノルカルボデナフィルは国内では未承認で、ED治療薬として承認されているシルデナフィルの類似化合物。都は同製品を取り扱う都内の店舗に、販売中止と自主回収を指示。製造業者に対しては製造中止、出荷中止、廃棄処分を指示した。
(写真:『BARIKATA』、東京都ホームページより)