東京都、鳥貴族に営業停止処分 カンピロバクターが原因の食中毒事故
東京都は15日、全品均一価格の焼鳥チェーンを展開する㈱鳥貴族(大阪市浪速区、江野澤暢男社長)が運営する東小金井店(東京都小金井市)に対し、食品衛生法第6条に基づき14日~20日までの7日間にわたる営業停止処分を行ったと発表した。
同店で食事の提供を受けた3人の客が1月30日から発熱・下痢・腹痛などの食中毒を発症していた。食事の主なメニューは、焼鳥(きも、むね貴族焼き、つくね(たれ・塩)、ひざなんこつ、ハート)、ポテトフライ、ポテトサラダなど。食中毒は病因菌「カンピロバクター」によるもの。
鳥貴族は15日付で公式サイトに「お詫びとお知らせ」を掲載。同社と加盟店各社スタッフのHACCPに基づく衛生管理の再徹底を行うとしている。