東京都、食品監視の中間報告 1,055品で表示を指導
東京都は26日、今冬の食品衛生一斉監視実施結果(1~15日までの中間報告)を発表した。年末年始用食品2,673検体を監視した結果、佃煮と豚肉の2検体で違反が見つかった。
佃煮1品から、使用基準値を超えるソルビン酸が検出された。豚肉からは、残留基準を超えるテトラサイクリン系の抗菌剤であるドキシサイクリンが検出された。都は食品衛生法違反として、それぞれの事業者を所管する自治体に通報した。
また、13万9,610品目の食品を対象に、食品表示法に基づく表示監視も行った。その結果、1,055品目について、食品添加物や原産地などの表示を適正に行うように指導した。