東京都は27日、飲食店営業施設における不利益処分を発表した。㈱澤甚（東京都西東京市、山本三稔社長）が運営する「うなぎ　さ和野」（東京都西東京市）で3日、同店が提供したインゲンの白味噌和え、和風しゅうまい、巻貝の肝、刺身（マグロ、ホタテ、白身魚）、うな重、茶碗蒸し、香物などにより、6日から3人が腹痛や下痢などの食中毒症状を発症した。病因物質はサルモネラ属菌とされる。

　都は食品衛生法第６条の規定に基づき、同店に対して24日～28日までの営業停止処分を下した。

　都内では今年1月からこれまでに114件900人の食中毒が発生しており、これは昨年同期に比べて21件526人多い（11月15日現在）。

食品衛生の窓（東京都HPより）