東京都、粉末製品から通常用量の120倍の医薬品成分
東京都は18日、インターネット上の販売サイトから購入した粉末状の製品『ハイテンション・コーク・パウダー』(1袋・1.3g)を検査した結果、医薬品成分のタダラフィル1,200mgを検出したと発表した。
同製品は袋入りの白色粉末で、製造・輸入者は不明。タダラフィルは国内で医薬品として承認されている。成人の用法・用量は1日1回10mg。同製品は1袋中に120倍に当たる1,200mgを含有していた。
販売サイトでは、「アッパー系 多幸感 パウダー」などと摂取による作用を暗示する表現が見られたことから、都は無承認医薬品と断定。摂取により、重大な健康被害が発生する可能性があるため、使用しないように呼びかけている。
(写真:『ハイテンション・コーク・パウダー』)