東京都は12日、まつ毛美容液の使用によって皮膚障害が生じたという相談が増加していることを受けて、消費者に向けて注意情報を出した。

　事例として、30代女性からの相談を紹介。女性はインターネット上で評判の良いまつ毛美容液を購入し、使用したところ、かぶれが発生。医療機関を受診した結果、目の充血も指摘され、まつ毛美容液が目に刺激を与えている可能性があるため、使用を中止するように言われたという。

　東京都では、近年まつ毛美容液に関する相談件数が急増しており、「かゆみを感じた」「ヒリヒリした」「かぶれた」などの皮膚障害を訴える内容が見られると説明。異常を感じた場合には、すぐに使用を中止し、症状が治まらない場合は医師の診断を受けるように勧めている。