朝日印刷、SDGsへの取り組み強化 資源の節約と障がい者の活躍を支援
印刷・包装資材の製造、販売を行う朝日印刷㈱(富山県富山市、朝日重紀社長)はこのほど、エプソン社製乾式オフィス製紙機「PaperLab」を導入したと発表した。リサイクル、省資源化への取り組みの一環。
「PaperLab」は、社内で発生した使用済み用紙を活用し、再生紙を製造する設備。大量の水や電気を使用する通常の製紙とは異なり、少量の水だけで排水することなく再生紙を製造できる。操作も一般的なOA機器と同程度だという。
また、製紙作業をグループの特例子会社である朝日印刷ビジネスサポート㈱(同、松原 敏雄社長)で行うことで、障がいを持つ人の活躍するフィールドを広げ、安定して働くことのできる職場作りを行っている。
同社では、この企業活動を通じて、資源の節約(森林・水)、障がい者の活躍の場を提供、社員のSDGsへの取組意識の向上に努めるとしている。