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更年期女性サポートする植物由来サプリ 大塚製薬傘下の米国メーカー、本国で発売

 大塚製薬㈱傘下で女性向けサプリメントなどを製造販売する米ボナファイドヘルス社(ニューヨーク州)が、更年期女性の健康に寄与するための植物由来サプリメントを新たに開発した。クルクミンエキスをはじめとする複数の植物由来素材を配合したもので、今月23日から米国での販売を自社ウェブサイトで開始したという。大塚製薬がきょう25日、発表した。

クルクミンエキスなど3素材配合

 ボナファイドヘルスが本国で発売したのは、日本国内では未販売の『Thermella(サーメラ)』。クルクミンエキスのほか、カフェインレス緑茶、スピルリナエキスを配合したもので、「Relief from hot flashes and night sweat(ほてりと夜間の発汗を緩和させる)」という科学的根拠に基づく構造機能表示を事業者責任で行う。更年期症状に悩む女性の「新たな選択肢」として提案するという。

 更年期症状に対しては、ホルモン補充療法など医薬品による治療が一般的。ただ、大塚製薬によれば、米国では「より自然な形で対処したいというニーズから安全性と有用性に優れたサプリメントが求められている」という。

 ボナファイドヘル社は2017年に設立。その後23年、大塚製薬子会社のサプリメントメーカー、米ファーマバイト社に買収されていた。

 「様々な年代で多くの健康ニーズが存在する『女性の健康』を注力事業の一つと位置付け取り組んでいる」と大塚製薬は今回の発表でコメント。「ボナファイドヘルス社の持つ知見やノウハウも生かし、日本や米国を中心に本分野での事業展開を拡大することで女性の健康に貢献していく」としている。

(冒頭の写真:ボナファイドヘルス社が米国で販売する女性向けサプリThermella。大塚製薬の報道発表資料から)

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