㈱明治（東京都中央区、松田克也社長）はこのほど、熊本保健科学大学（木下統晴理事長）と「健康・スポーツ・食に関する包括連携協定」を締結したと発表した。

　栄養・スポーツを通じた健康サポートの新しい知見を発信していくと同時に、アスリートから子ども・高齢者まで、あらゆる世代における栄養課題の解決に向けた取り組みを推進する。

　同社は、さまざまな競技や世代のトップアスリートへの栄養サポートによって蓄積されたスポーツ栄養のノウハウを、アスリートの競技力向上に役立てられるよう取り組んでいる。また、それらの知見を生かし、同社の管理栄養士・栄養士による部活生やスポーツ愛好家を対象とした栄養セミナーなど、カラダづくりや競技力向上をサポートする情報提供なども実施している。

　熊本保健科学大学は、地域に愛され、日本の保健医療分野をリードする大学を目指し、専門的な「知識」と「技術」を極め、「思慮」深さと「仁愛」の心で他者に接し、生涯を通して成長し続ける医療人を育成している。さらに、今年度から健康・スポーツ教育研究センターを設置し、健康とスポーツをキーワードにした社会的要請の高い調査・研究・教育を積極的に推進している。

　今回、両者のこのような取り組みを背景に、包括連携協定を締結した。同社では、今後も、あらゆる世代のより豊かで健康な生活に貢献していくと同時に、地域の活性化にも貢献するとしている。

（冒頭の写真：締結式の様子/同社リリースより）