明治、中国統括会社を設立
(株)明治(東京都中央区、松田克也社長)は11日、中国事業の拡大に向けたマネジメント基盤強化などを目的に、中国統括会社を設立すると発表した。
明治グループは重点方針として海外市場での成長基盤の確立を掲げ、その達成のための2020中期経営計画で中国を最注力地域に位置付けている。中国事業として現在、牛乳・ヨーグルト事業、アイスクリーム事業、菓子事業を展開。業績も順調に拡大しているという。
中国統括会社では、中国事業全体の最適戦略を立案し、意思決定の迅速化を図ることによって、中国市場での事業拡大を推進する。さらに、事業を横断的に管理することにより、明治ブランドの価値向上、シナジーの最大化を図る考えだ。
<中国統括会社の概要>
社名:明治(中国)投資有限公司(略称:明治チャイナ)
事業内容:中国事業会社の経営管理、資金管理、ガバナンス機能強化など
会社設立:2019年1月
所在地:中華人民共和国上海市黄浦区淮海中路918号
資本金:3,000万米ドル
出資比率:(株)明治100%