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旭化成、結晶セルロース2品でハラール認証取得

旭化成(株)(東京都千代田区、小堀秀毅社長)は5日、医薬品の賦形剤や食品の安定剤に使用される結晶セルロース「セオラス」「セルフィア」を対象に、インドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会食糧・薬品・化粧品研究所(MUI)から、ハラール認証を取得したと発表した。

 同社では、近年のイスラム圏における人口増加や市場拡大、ハラール認証規制の強化などを受けて、ハラール認証に対するニーズが高まっていると判断。顧客のニーズに応えるため、結晶セルロースでハラール認証を取得したと説明している。

 取得に当たっては、製品のハラール性を確保するための品質管理システムを新たに構築し、工場全体の取り組みとして推進。また、イスラム教とハラールの理解を深めるための教育を実施した。

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