日清食品、売上18%増 『ピルクル ミラクルケア』がプラスオン
日清食品ホールディングス㈱ (東京都、安藤宏基社長) はこのほど、2023年3月期第3四半期(2022年4月1日~12月31日)の決算短信を発表した(連結)。売上高は前年同期比18%増の5,014億6,700万円、営業利益は同14.4%増の487億700万円だった。
同社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」に基づき、ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでいる。
飲料事業は、日清ヨーク㈱の「ピルクル400」シリーズや「十勝のむヨーグルト」シリーズが好調に推移、さらに22年9月に発売した“睡眠の質を改善し、疲労感を軽減する”『ピルクル ミラクルケア』がプラスオンとなり、前年同期比で増収となった。利益面では、エネルギー費・原材料費の高騰があったが、増収により吸収し、前年同期比で増益となった。同事業を含む「低温・飲料事業」の売上は、同5.4%増の645億2,900万円、営業利益は、同12.9%減の31億7,500万円だった。