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日清食品、売上11.5%増 「ピルクル400」シリーズに『ピルクル ミラクルケア』がプラスオン

 日清食品ホールディングス㈱ (東京都、安藤宏基社長) はこのほど、2024年3月期第1四半期(2023年4月1日~6月30日)の決算短信を発表した(連結)。売上高は前年同期比11.5%増の1,664億7,000万円、営業利益は同57.5%増の208億7,900万円だった。

 同社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」に基づき、ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでいる。

 飲料事業は、乳酸菌飲料の「ピルクル400」シリーズが好調に推移し、さらに、昨年9月に発売した「睡眠の質を改善し、疲労感を軽減する」効果を訴求した機能性表示食品『ピルクル ミラクルケア』がプラスオンとなった。売上は、同14%増の232億1,300万円、営業利益は同164.6%増の27億600万円だった。
 
 米州地域は、引き続き新たな需要創造に向けた付加価値商品の提案強化や導入推進に加えて価格改定も寄与し、売上は同15.2%増の344億3,300万円、利益は391.4%増の62億6,300万円だった。

 中国地域は、販売エリア拡大と中国版カップヌードル『合味道』のブランド強化に取り組んでいる。中国大陸での景気回復遅れ、不動産市況の低迷、また若年層の失業率増加などにより消費マインドが低下している。また香港では、中国大陸からのインバウンド旅行客による消費拡大が期待されているが、旅行客の回復には時間を要している。これらの結果、売上は、即席めんの販売量が伸び悩み同5.5%減の148億5,900万円、利益は、原材料費が低下傾向にあったことや販売促進を継続しブランドイメージの向上に努めたものの、昨年の香港政府補助金による一過性の利益がなくなり、同25.4%減の13億9,100万円だった。

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