1. HOME
  2. SDGs
  3. 日清とサッポロ、共同輸送を開始 即席麺とビールを組み合わせ、3月2日から静岡~大阪間で開始

日清とサッポロ、共同輸送を開始 
即席麺とビールを組み合わせ、3月2日から静岡~大阪間で開始

 日清食品㈱ (東京都新宿区、安藤徳隆社長)はこのほど、サッポログループ物流㈱ (東京都渋谷区。西間木健二社長)と、即席麺とビールを組み合わせた共同輸送を、3月2日から静岡~大阪間で開始すると発表した。

 静岡県焼津市に生産工場を持つ両社は、静岡~大阪間の輸送において、往路は両社の製品を混載し、復路は空き容器や空きパレットを混載する「ラウンド輸送」のスキームを確立した。

 これまで往路においては、重量貨物であるサッポロのビール樽を最大積載重量まで積載しても、荷台上部にスペースができていた。一方で、軽量貨物である日清食品の即席麺を荷台の容積一杯まで積載しても、積載可能重量に余裕があった。また復路では、両社とも往路に比べて貨物量が少なく、満載にするのが難しい場合があった。

 こうした問題の解決に向けて両社で実証試験を重ねた結果、往路では、両社の製品の種類や数量の組み合わせを調整することで、また、復路では、サッポロの空き容器と日清食品の空きパレットを混載することで、積載率を高めながら100%の実車率を実現する「ラウンド輸送」のスキームを確立した。

 これにより、両社が個別に輸送していた従来の方法に比べ、トラックの使用台数は約20%減少し、CO2排出量は年間で約10t削減できる見込みという。

 同社では、これからも互いに協力しながら、物流に関わる諸課題の解決と持続可能な社会の実現を目指すSDGs達成に貢献するとしている。

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ