日清、「完全栄養食」で楽天と協業
包括的なパートナーシップ協定を締結
日清食品㈱ (東京都新宿区、安藤徳隆社長)はこのほど、楽天グループ㈱ (東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)と、「完全栄養食」を軸に、さまざまな分野で新たなビジネスの創造を図る、包括的なパートナーシップ協定を締結したと発表した。
第一弾として、楽天の社員食堂における日清食品の「完全栄養食」導入に向けた取り組みを開始する。これにより、楽天で働く従業員の、心身のさらなる健康とWell-beingの向上を目指す。また、楽天が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」でも、「完全栄養食」を展開していく予定。
また、保険事業においては、「完全栄養食」による “未病対策” のサポート、「楽天シニア」事業においては、「完全栄養食」を通じた健康寿命の延伸とフレイル対策のサポートなど、楽天グループが有する幅広いサービス領域においても協働を進めていく。
日清食品は、「見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素を全て満たす食」をコンセプトとして、さまざまな栄養学的見地を参考に、インスタントラーメンなどで培った技術を応用し、独自かつ最先端の食品加工技術を駆使した未来の「完全栄養食」の研究を進めている。「完全栄養食」を普及させることで、”好きなものを、好きなときに、好きなだけ楽しめる世界” の実現を目指している。