日本調剤㈱（東京都千代田区、三津原庸介社長）はきょう（18日）、電子お薬手帳「お薬手帳プラス」のコミュニケーション機能「つながる」に、薬に関する相談ができるチャットボットを追加したと発表した。薬の服用方法や子どもへの飲ませ方、服用タイミング、服用後の体調など、薬に関する疑問が生じた際に気軽に相談することができる。

　「つながる」は、薬局と患者がショートメッセージ形式でコミュニケーションをとることができる、会員限定の機能。服用期間中のフォローアップや残薬の確認等を行うことで、患者をサポートしている。

　「お薬手帳プラス」は、紙のお薬手帳の情報をスマートフォン上で管理できることに加え、日々の健康管理に役立つ安心・便利な機能が充実したアプリで、現在、登録会員数は95万人以上。

　薬の受け渡しまでの待ち時間を有効活用できる「処方せん送信機能」の他に、日々の健康管理に便利な体重・血圧・血糖値などを数値・グラフで記録できる「健康記録機能」、病院・薬局の通院記録などの登録、薬の服用時間にアラームでお知らせができる「カレンダー　飲み忘れチェック記録機能」などの機能をそろえている。

　同社では、患者が安心して服薬を続けられるようサポート体制を整え、良質な医療サービスの提供を通して社会に貢献するとしている。