日本調剤㈱（東京都千代田区、三津原庸介社長）は2日、経済産業省が定めるDX（デジタルトランスフォーメーション）認定制度に基づき、「DX認定取得事業者」に認定されたと発表した。

　DX認定制度は、経営ビジョンの策定やDX戦略・体制の整備などを行い、DX推進の準備が整っている事業者を経済産業省が認定する制度。今回、同社の取り組みが経済産業省の定める認定基準を満たしていること、ステークホルダーへの適切な情報開示をしていることなどが評価され、同認定取得に至った。

　同社は、急速に進む医療分野におけるDXに先行して取り組むと同時に、企業の持続的な成長と、医療の枠を超えた新たな価値創出を実現するため、今年8月にDX戦略を策定・公表し取り組みを加速させている。今後も、DXによる事業と業務の変革を推し進め、患者を始めとしたさまざまなステークホルダーに対して、デジタルを活用した多様な価値を提供していくとしている。