日本製紙、機能性表示食品を調剤薬局へ展開
日本製紙(株)(東京都千代田区、馬城文雄社長)は、徳之島産のサンルージュ茶葉を使用した機能性表示食品の茶系飲料『日ノ茜PULS』(40g、ティーバック2g×20袋入り)を調剤薬局へ展開する。
機能性関与成分はエピガロカテキンガレート(EGCG)。食後血糖値の上昇を穏やかにする旨を表示する。調剤薬局チャネルは購入者層を特定でき、値崩れしないという特長がある。現在、一部の調剤薬局で採用を検討中という。また、インターネットから申し込む広告を出しているが、高齢者から「インターネットは使えないので店舗で購入したい」などの問い合が寄せられていると説明する。
同社では、先行してサンルージュ茶葉を使用した機能性表示食品の粉末飲料『日ノ茜PLUS』(30g、1.5g×20袋入り)をアマゾンで販売中。製品の形状・特性に合わせて販売チャネルを住み分ける方針だ。
担当者は「本来は茶葉の原料供給。製品化して機能性表示食品の届出が公表されたことで、企業への提案時に説得力が増した。今後は茶葉の販売拡大につなげたい」と話している。
(写真:『日ノ茜PLUS』(スティック(右)とティーバック)