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日本製粉、アマニフォーラムセミナーを開催

日本製粉(株)(本社:東京都千代田区、近藤雅之社長)は6日、「第7回アマニフォーラムセミナー」を都内で開催した。業界関係者など約100人が参加した。

 神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長の高増哲也氏は、「子どものアレルギーと栄養について」をテーマに講演した。「食べたもので遺伝子の発現の仕方が変化するというエピジェネティクスの考え方は、人間にも当てはまることがわかってきた。高齢者の栄養に関する情報は多いが、子どもに関するものはまだ少ない。少子化社会だからこそ、子どもたちの栄養環境を考えることが重要。アレルギー症状を引き起こす可能性だけで、特定の食物を除去するのではなく、腸の発達に応じた食事を心がけるべき」と話した。

 医薬基盤・健康・栄養研究所ワクチンマテリアルプロジェクト、腸内環境システムプロジェクトプロジェクトリーダーの國澤純氏は、「食用油と腸内細菌から考える腸内環境の理解とアレルギー克服の可能性」をテーマに講演。「健康維持における腸管の働きが注目されている。食物から得られる油は腸に蓄積されるため、摂取する油の種類が重要。油の種類次第で、アレルギー症状の有無や程度が決まる可能性があることがわかってきた。また、食事や薬の代謝にも腸内細菌が関わっており、腸内環境の改善が健康増進・疾患予防につながる可能性がある」と語った。

(写真:約100人の関係者が参加)

【藤田 勇一】

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