日本生協連、新型コロナの影響で新規加入が急増
日本生活協同組合連合会は23日、2020年上期業績報告記者会見をオンラインで行い、3月から8月までの新規加入が56万2,000人に急増したと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大で2月28日に一斉休校となったことを受けて、米、カップ麺、冷凍食品、パスタなどの買いだめ需要や、ホットケーキミックスなどの巣ごもり需要などが急伸。2月から8カ月連続で、店舗や宅配の供給高(売上)が前年の約1割増となり、特に宅配については4月以降に2桁増が続いた。
上半期(4月~9月)の累計実績は、前年比15.7%増の2,260億円。カテゴリー別で見ると、コープ商品事業は同14%増の1,765億円で、特に冷凍食品や加工食品が伸長した。NB商品を主とした日用品・消耗品を供給するキャロット事業は、同27.5%増の210億円。カタログ事業は同17.7%増の270億円となった。