日本栄養改善学会学術総会、9月5日から富山市で開催
日本栄養改善学会(会長:富山短期大学食物栄養学科長教授・竹内弘幸氏)は9月5~7日、「第66回日本栄養改善学会学術総会」を富山県民会館(富山市新総曲輪)などで開催する。「語り合おう!栄養学のこれからをin北陸」をテーマに、会長講演、特別講演、教育講演、一般演題の発表などを行う。
特別講演「メタボとサルコペニア対策」、教育講演「日本人の食事摂取基準の新たな視点とその活用」、シンポジウム「スポーツ栄養学 温故知新」をはじめ、市民公開講座「認知症・寝たきり予防のための食事・作業療法~脳トレの理論と実践講座~」などを予定している。
【主なプログラム内容】
一般演題(口頭)
・「地域在住高齢者の食品摂取の多様性と睡眠の質:前向きコホート研究」
・「未成年者におけるサプリメントと医薬品の併用実態」
・「機能性表示食品制度において有効性の根拠資料として届出されたシステマティック・レビューの質」
・スマイルケア食の認知度向上を目指す秋田県の取り組み
・高齢の車椅子利用者におけるシンバイオティクス摂取による排便状況の変化
・健康食品の使用に影響する要因の検討―生活習慣とイメージを中心として―
・サプリメントの利用が関連した下痢の発生と関連原材料の安全な摂取量推定
・高校運動部員の食意識とサプリメント摂取状況
一般演題(ポスター発表)
・糖質摂取不足による健康影響の基礎的検討
・食品ロス問題の認知がもたらす食品ロス削減に向けた取り組みや意識に関する検討
・高校生スポーツ選手に対する栄養指導による食生活のソーシャルサポートへの影響
・食品広告の現状について
・栄養成分表示義務化へ向けての菓子製造業者への影響及び必要とされる取組に関する調査
・機能性表示食品の安全性に関する製品表示の検討
・ムスリム向け食事メニューの検討について~本大学における産学連携事業を通して~