新開発食品評価調査会が会合
指定成分等含有食品等を議題に 28日に非公開で
指定成分等含有食品等との関連が疑われる健康被害情報を巡り、厚生労働省の調査会が今月28日、非公開で会合を開く。今月7日、専門の有識者ワーキンググループで、同省に届出された健康被害情報の検討が非公開で行われていた。
28日午後にオンラインで非公開会合を開くのは、新開発食品調査部会新開発食品評価調査会(薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会)。議題は、「指定成分等含有食品等の関連が疑われる健康被害情報について(報告)」などとされている。ワーキンググループでの検討結果が報告されるとみられる。
指定成分等含有食品等とは、食品衛生法8条に基づく指定成分等含有食品および「いわゆる健康食品」の総称。いわゆる健康食品には保健機能食品も含まれる。
7日に非公開で開催された「指定成分等含有食品等との関連が疑われる健康被害情報への対応ワーキンググループ」の議事要旨(14日公開)によれば、届出された健康被害情報を検討した結果、「現時点においては、新開発食品調査会における更なる検討・審議が必要な健康被害事例等はないと判断される」などとされている。
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