機能性表示食品の届出データベース情報の更新が27日にあり、新規届出5件（サプリメント4件、サプリ以外の加工食品1件、生鮮食品ゼロ件）の情報が公開された。出版事業を手がける㈱宝島社（東京都千代田区）からの届出が含まれる。撤回に関しては、前回のデータベース更新時から5件増えた。

　宝島社の届出が公開されるのは今回が初。植物性乳酸菌K-1のほかラフマ由来ヒペロシド及び同由来イソクエルシトリンを機能性関与成分として配合したサプリメントを届け出た。各機能性関与成分の研究レビューに基づき、肌の潤い維持、お通じの改善、睡眠の質向上に役立つ旨を表示する。雑誌出版で知られる同社は近年、EC事業も手がけている。

　一方、追加された5件の撤回届出。撤回理由を見ると、「販売終了」、「販売予定がない」の他に、「販売先がなくなった」などとされている。5件中3件は㈱健康家族（鹿児島県鹿児島市）が手続きしたもの。販売終了などを理由にサプリ3件の届出を取り下げた。

8月の届出DB更新：【1日】新規機能関与成分にL-カルニチン、NMNで第3弾の届出も
　　　　　　　　：【20日】ひさびさの更新、新規届出51件公開　撤回届出は30件増える
　　　　　　　　：【22日】新規成分、アルクチゲニン　睡眠の質向上、クラシエが届出