新規成分にアラビノガラクタン 【機能性表示食品届出DB更新】日向夏由来、骨代謝機能で骨の健康維持
消費者庁は24日、機能性表示食品の届出情報更新データベースを更新した。
新たに届出番号を付与したのは計16件(サプリメント形状9件、サプリ形状以外の加工食品7件、生鮮食品0件)。日向夏由来アラビノガラクタンという新規の機能性関与成分が含まれる。「サンA」の愛称がある宮崎県農協果汁㈱(宮崎県児湯郡)が届け出た。
アラビノガラクタンは、水溶性多糖類の一種。同社は今回、同成分を含む、宮崎県原産柑橘類「日向夏」の果汁飲料(濃縮還元)を機能性表示食品として届け出た。
機能性表示は、「中高年の女性の骨代謝の働きを助けることにより、骨の健康維持に役立つ機能があることが報告されています」。骨代謝機能が訴求される機能性関与成分はこれまで、ミカンに含まれることで知られるβ-クリプトキサンチンと、マルトビオン酸(カルシウム塩含む)に限られていた。
自己点検等報告、実施件数は?
一方で、今回公開された新規届出を大きく上回る71件の既存届出が、今月13日から16日までの4日間で自主的に撤回された。これで総撤回件数が4,230件を超えた。届出全体に占める撤回済みの届出は約4割。このため実質的な届出(有効届出)件数は6,450件余となっている。
他方で、制度改正で届出者に義務付けられた自己点検等報告の実施件数が急増している。報告実施済みの届出は24日時点で約4,200件。前回16日のDB更新時点から約1,300件も増加した。
有効届出全体に占める報告実施済みの割合は6割半ば。ただ、届出DB上で「販売中」とされている届出3,280件の約8割に相当する2,611件が同日までに報告を行った。
大半の届出が対象となる今月末の初回報告期日まで残り1週間。期日までに報告しなかった場合、法令で定められた機能性表示食品の要件を欠くことになる。
【石川太郎】

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