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新機能表示、動体視力の維持に役立つ 【機能性表示食品届出DB更新】EGCGを関与成分に東洋新薬が届出

 消費者庁は24日、機能性表示食品の届出情報検索データベースを更新した。今月16日以来となる更新で同庁は、計21件(サプリメント形状13件、サプリ形状以外の加工食品8件、生鮮食品0件)に届出番号を付与・公開した。「動体視力の維持に役立つ」とする新規の機能性表示を行う届出の他、「甘草由来グリアスペリンB」という新規の機能性関与成分が含まれる。

 視機能に関する新たな機能性表示を届け出たのは、㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。既存機能性関与成分のエピガロカテキンガレート(EGCG)について、「加齢とともに低下する中高年の方の動体視力(遠方から近づいてくるものをはっきり見る力)の維持に役立つ機能が報告されています」とする機能性表示を届け出た。

 同表示の科学的根拠として届け出たシステマティックレビュー(SR)の結果について、同社は届出資料でこう説明。「40歳以上、80歳未満の健常成人男女を対象とし、EGCG 100 mg/日を摂取させた結果、プラセボの摂取と比較して、視覚端末機(Visual display terminals:VDT)負荷前及び負荷後の動体視力(Kinetic Visual Acuity:KVA値)について、有意差が認められ、動体視力(KVA)の維持について肯定的な結果であった」

 KVAは、スポーツ分野や交通分野などにおける査読付き論文でも、動体視力の指標として用いられているという。「幅広い分野での先行研究がある」としている。

新規機能関与成分も 表示に「血中ケトン体を増やす」

 新規機能性関与成分の甘草由来グリアスペリンBを届け出たのは、エムジーファーマ㈱(大阪府茨木市)。最終商品を使用した臨床試験に基づき、次の機能性表示を届け出た。

 「本品には甘草由来グリアスペリンBが含まれるので、BMIが高め(BMI23以上25未満)で内臓脂肪が多め(内臓脂肪面積100cm2以上)の健康な方の、体脂肪の分解・燃焼を高める(血中ケトン体を増やす)機能、内臓脂肪・皮下脂肪・体脂肪・体重の減少をサポートし、高めのBMIを改善する機能があります」

 「血中ケトン体を増やす」という機能性表示の届出は今回が初。一方、届出資料では、「科学的根拠の質」について、こう説明している。「研究の限界として、被験者背景を限定した解析を行っており、一群10名程度の少数例での試験結果となっているため、より詳細な検討のためには、別途例数を追加した検討が必要と考えられます」

 植物の甘草(カンゾウ)のエキスに含まれる成分が機能性関与成分として届け出られるのは、甘草由来グラブリジンに続いて2例目となる。

 この日のDB更新を受け、2025年度の届出番号「K」番台の件数は計655件となった。撤回についても増えており、今月12日から18日までに計21件が取り下げられた。

【石川太郎】

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