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新日本製薬、2021年9月期第2四半期決算短信発表

 新日本製薬㈱(福岡市中央区、後藤孝洋社長)はこのほど、2021年9月期第2四半期決算(20年10月1日~21年3月31日) を発表した。売上高は対前年同期比1.5%減の165億7,500万円、営業利益は同27.3%増の13億9,800万円だった。

 前事業年度下半期に広告投資を一時的に抑制したことや、新型コロナウイルス感染症により直営店舗や取扱店への来店客数が減少したことによる影響を受け、売上高が前年同期を下回ったが、計画に対しては順調に進捗しているとしている。

 通信販売においては、既存顧客に対する『パーフェクトワン 薬用リンクルストレッチジェル』のアップセルが第1四半期に引き続き好調に推移したことに加え、積極的な広告投資により新規顧客獲得が順調に推移したことで、国内EC売上高が順調に拡大している。

 直営店舗販売・卸売販売においては、1月に発令された緊急事態宣言により外出自粛傾向が続くなど厳しい事業環境が続いている。

 海外販売においては、現地の新型コロナウイルス感染症の影響や経済活動の状況を見極めながら販売拡大に取り組んでいる。主力である中国では、SNSや人気のKOLを活用したライブコマースの実施などにより安定して売上高を拡大しており、ASEANでは、タイにおいて大手ECモールであるLazadaやShopee、Konvyへの展開を開始し、現地の若年世代に対する認知拡大と販売拡大に取り組んでいる。

 スマートヘルスケア事業においては、ニューノーマル時代に向け健康管理に必要な自分を防御する力をサポートするサプリメント『BODY AURA』を発売し、自社オンラインショップや全国のドラッグストアでの販売をスタートした。今後、テレビCMやSNSを通じたブランド認知度の拡大と売上高の拡大に取り組む。

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