新日本製薬㈱（福岡市中央区、後藤孝洋社長）は12日、2020年9月度の決算報告動画を公開した。動画には後藤社長本人が登場し、11月6日に行われた決算報告会の概要を示した。

　同社の売上高は過去最高となる337億2,800万円を計上（前期比0.5%増）。営業利益は前期比16.2%の33億2,900万円だった。
　その理由として、国内外のECが外出自粛により好調に推移し前期比22.3%の増収だったこと、広告宣伝費の抑制したことでコストが1.6%減少したこと、効率化によりフルフィメントコストを8.3%抑制したことによるとしている。

　来期の計画について同氏は、売上高は今期に比べ3.8%増収の350億円、営業利益は5.1%増益の35億円を目指すとしている。

　中期戦略に向けた成長戦略に関して、ヘルスケア事業では新たに開始したスマートヘルスケア事業の育成による新たな顧客創造を目指すとしている。