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新日本製薬、売上2.8%増 機能性表示食品『Wの健康青汁』の広告投資効率が良化

 新日本製薬㈱(福岡市中央区、後藤孝洋社長)はこのほど、2023年9月期第3四半期決算短信(22年10月1日~23年6月30日)を発表した。売上高は前年同期比2.8%増の278億7,200万円、営業利益は同2.5%増の28億3,800万円だった。

 同社グループは、中期経営計画「VISION2025」に基づき重点課題に取り組んだ。

 通信販売は、化粧品は「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」を中心に、LTVを重視した広告投資を重点的に行い、成長の基盤となる定期顧客づくりを推進した。また、「落とす・満たす・魅せる」の3ステップスキンケアを軸とした複数商品の提案に継続して取り組んだことで、複数商品顧客比率、定期顧客の購入単価は引き続き上昇している。

 また、『PERFECT ONE FOCUS(パーフェクトワンフォーカス)』では10代~20代に人気のキャラクターを起用した限定デザインパッケージの発売や、VTuberとのコラボレーション施策などに取り組んだ結果、ECモールを中心に売上高が伸長し、期初計画を大幅に超過した。

 ヘルスケアでは、機能性表示食品『Wの健康青汁』の広告投資効率が良化し、ECでの新規顧客の獲得がさらに伸長した結果、売上高の拡大をけん引。直営店舗販売・卸売販売においては、人流の回復や実店舗への回帰が進み、インバウンド需要が拡大する中、同第3四半期より新たな顧客層の獲得を目的に「PERFEC TONE(パーフェクトワン)」のドラッグストア展開を本格的に開始した。大手ドラッグストアを中心に現在約500店舗展開しており、今後もさらなる店舗数拡大を計画している。

 海外販売は、中国では同第3四半期より本格始動を計画していたが立ち上げが遅れている。今後、中国・台湾を中心としたアジア・ASEAN戦略から、米国進出を契機にグローバル戦略にシフトし、成長機会とカントリーリスクを見極めながら海外事業の拡大を図るとしている。

〇関連記事:新日本製薬、ヘルスケアを再育成 【九州のヘルスケア産業】中計に掲げた100億円規模、どう実現するか

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