新型コロナ関連広告への意見、4~5月は326件に急増~JARO
(公社)日本広告審査機構(JARO)が13日発表した「新型コロナウイルスに関連した広告へのご意見」によると、4~5月に326件の意見が寄せられた。1~3月の118件から大幅に増加した。
「効果をうたうもの」、「価格に関するもの」、「時期的に不適切」などに関する意見が増加した。商品・サービス別で見ると、4~5月に増加したのは、「行政・公共・その他啓発」、「相談業務」、「建築・不動産」、「医療機関」などに関する意見。一方、「食品」、「交通レジャー」、「医薬品」などは減少した。
主な事例として、「美容外科のSNS広告に、新型コロナウイルス対策をうたってビタミンC点滴を提供している旨が書かれているが、問題ではないか」、「プラセンタ注射が新型コロナウイルス感染防止に効くかのようにツイッターに表示している(美容外科)」などがある。