新型コロナウイルスの悪質商法、「健康食品」「マスク」販売に注意喚起
厚生労働省は21日、新型コロナウイルスに関連した国民からの相談で、厚労省を装った詐欺が増えているとし、注意喚起を行った。「費用を肩代わりするので検査を受けるように」、「個人情報を聞き出そうとされた」と言われたとの相談が増加。厚労省では、そうした連絡を行うことはないと説明している。
北海道も同日、新型コロナウイルスに便乗した悪質商法の被害が懸念されるとして、相談事例を挙げて警鐘を鳴らした。
懸念される事例として、「マスクがないと大変なことになる。この電話で購入すれば、通常10万円するマスクが半額で購入できる」、「手洗い・うがいだけでは予防としては不十分だ。予防に効果がある健康食品がある」と告げて、高額なマスクや健康食品を売りつける行為を挙げた。