新たな食品表示制度、準備はいかが?
2013年4月1日に施行された食品表示法は、食品衛生法・JAS法・健康増進法の表示基準を一本化し、食品表示基準に基づいて、食品の種類に応じて個別の表示ルール(任意表示や例外規定など)を細かく規定している。
JAS法・食品衛生法・健康増進法で求められている「品質事項」、「衛生事項」、「保健事項」をそれぞれ定め、消費者と事業者の両者に分かりやすい表示を目指している。
新法では効果的な法執行が行われることとされており、アレルゲンや消費期限表示違反、原産地表示違反などについては直罰規定が設けられた。
「指定成分等含有食品に係る表示」など、すでに施行されている新ルールがあるなか、今年の7月1日以降、「玄米・精米に係る表示」、「食品添加物に係る表示」、「加工食品の原料原産地表示」、「遺伝子組み換え表示」などが順次スタートする。
動画では、新たな表示制度の移行スケジュールなどポイントを紹介する。