新たな難消化性糖質・食物繊維を調査へ~消費者庁
食品に使用されるようになった新たな難消化性糖質・食物繊維について、エネルギー評価を行えるようにするため、消費者庁は25日、「難消化性糖質および食物繊維のエネルギー係数の見直し等に関する調査・検証事業」を実施すると発表した。来年3月中旬までに調査結果を取りまとめる。
近年、新たな難消化性糖質素材や食物繊維素材が開発され、加工食品に利用されるようになった。食品事業者が栄養成分表示に適切に対応するため、同事業により、通知「食品表示基準について」(分析通知)に追加する難消化性糖質・食物繊維の選定、各成分のエネルギー換算係数、分析方法について検討する。
調査結果を踏まえて、消費者庁では分析通知を改正する計画。改正の時期については未定としている。