揉捻発酵法ヘスペリジンに新表示 【機能性表示食品届出更新】睡眠の質向上サポートなど3機能追加
消費者庁は15日、機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新を行い、届出番号H555から同560まで計6件の新規届出を公開した。サプリメントが4件、それ以外の加工食品が2件。新規の機能性関与成分、ヘルスクレームともに見られなかったが、既存機能性関与成分のミカン(みかん)混合発酵茶葉由来ヘスペリジンとして初のヘルスクレームを行う届出が公開された。届出者は、健康食品の受託製造を手がけるアリメント工業㈱(山梨県南巨摩群)。
未成熟ミカンと茶生葉を揉捻によって発酵させたミカン(みかん)混合発酵茶葉由来ヘスペリジンの届出はこれで2件目。
最初の届出を行った㈱シャルレ(神戸市中央区)に続いてアリメント工業が今回届け出たヘルスクレームは、睡眠の質の向上に役立つ機能、一時的な疲労感を軽減する機能、冷えで低下した皮膚表面温度の回復を助ける機能──がそれぞれ報告されている旨で、機能性関与成分の研究レビューに基づき3つの機能を追加したかたち。最初の届出のヘルスクレームは、「高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能があります」だった。
この他に公開された新規届出は以下の一覧のとおり。