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愛知県SDGs登録制度を活用 
地元企業のオリザ油化 活動内容を「見える化」

 愛知県が昨年9月に創設した「SDGs登録制度」への登録を、健康食品等の原材料メーカーで地元企業のオリザ油化㈱(愛知県一宮市)がこのほど行い、発表した。

 SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて同社は2020年1月、社内に「SDGs委員会」を立ち上げ、同9月までに「SDGs宣言」を策定。現在、原材料販売する一部製品の売上の一部を国際NGOに寄付するなどの取り組みを進めている。

 同社では、今回の登録を機に、地域貢献も含めたSDGsの取り組みをさらに強化し、サステナブルな社会づくりに努める、としている。

 愛知県のSDGs登録制度は、SDGsの達成に向けて取り組む企業や団体などを登録し、活動内容を県のウェブサイトなどで紹介することで、個々の活動や取り組みを「見える化」するというもの。これにより、SDGsに関する具体的な取り組みを促進、普及させる目的がある。

 SDGsをめぐるオリザ油化の具体的な取り組みは、ケニアの茶葉研究財団が開発した、紫茶を原料にする「紫茶エキス」など、同社で知財権を保有する紫茶関連製品の売り上げの一部を、子どもの権利推進や貧困問題の解決などを目的に活動する国際NGOに寄附している。

 また、創業当初から続けている米油事業では、二酸化炭素の削減にもつながる低温抽出法を1976年に開発し、「45年以上前から地球環境に優しい製品を作り続けている」と同社。今後も、「未利用次元や副産物の有効活用を積極的に推進することで、SDGs全般への貢献を図っていく」としている。

(冒頭の画像:登録証。県産の間伐材を使用し、県内障碍者就労施設で製作されているという)

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