悩み解決に役立つ贈物、9割が嬉しい わかもと製薬がフェムテック・フェムケア調査
わかもと製薬㈱(東京都中央区、五十嵐新社長)は、女性の健康や生活の悩みに関するアンケート調査の結果を発表した。調査では、多くの女性が健康や生活面で悩みを抱えながら、女性同士の助け合いの精神がフェムテック・フェムケアへの関心につながる可能性が示唆された。
調査期間は5月18日~22日までの5日間。㈱産経リサーチ&データのアンケートサイト「くらするーむ」の女性会員など609人を対象に実施した。
女性同士で健康や日常生活の悩みを話題にする人は約8割いた。さらに、女性同士で物のやりとりやお勧め、情報の共有を行っている人も約8割に上った。
具体的には、物をあげたり勧めたりする経験がある人に対して、食品や飲料、続いて化粧品・日用品・サプリメントなどをプレゼントしている実態が明らかになった。また、物をもらったことがきっかけで自身でも購入する人が約3分の1の割合で存在した。
さらに、自分で使わない物でも、周りの女性のために買うことがある人が約4分の1、自分用以外の視点でも買い物をする人が半数以上いることが分かった。
男性からもらう場合についても調査した。配偶者や恋人、家族・親族のような関係者から健康や日常生活の悩みごとに役立つ物をもらうことに対する感じ方は、うれしいと思う人が約4分の1いた。物によってはうれしいと思う人を合わせると9割近くの人がうれしいと感じていた。
最後に、フェムテック・フェムケアとはどういうことか理解してもらい、「女性の健康の悩みに役立つ製品に出会った際に、女性の知り合いに勧めたり話題にしたりする可能性があるか」聞いたところ、可能性があると答えた人が約6割いることが分かった。
同社は今後も、女性をより自由で前向きな生活に導くことを目指し、フェムテック・フェムケア分野の製品開発を進めていくという。