広島県、新型コロナ関連の「送り付け」トラブルが急増
広島県が17日発表した「商品・サービス別にみた消費生活相談急増指標(速報)」から、直近1カ月で、使い捨てマスクや非接触型体温計などの「送り付け」に関する消費者相談が急増していることがわかった。
相談内容は、「使い捨てマスク50枚が茶色い封筒で届いたが、注文していない。送り主の名前や住所など何も書いてないし、請求書も入っていない」、「海外から覚えのない荷物が息子宛てに送られていた。非接触型体温計だったが、できるなら送り返したい」など。
また、レトルト・調理用品の送り付けに関する相談件数も増加中。「注文した覚えのないレトルト食品やふりかけが、宅配便で送られてきた。どうすればいいか」といった情報が寄せられている。
県では、冷静に対応するとともに、新型コロナウイルスを口実にしたトラブルに注意するように呼びかけている。